新卒で働いて3年たち、金融業界への転職を考え始めた26歳会社員の「さえさん」。
今回は『ファイナンシャルプランナー(FP)の仕事』について、とっても賢く資格を知り尽くしたふくろうの「ふくちゃん」が教えてくれます。
FP(ファイナンシャル・プランナー)
ファイナンシャルプランナー(FP)試験情報 ~金融業界の必須資格~
【ファイナンシャルプランナー(FP)】は、お金にまつわる知識をベースに顧客が望むライフプランのコンサルティングを行う総合アドバイザーです。
試験には3級・2級・1級があり、ビジネス全般に役立ちますが、特に金融業界で働くには2級レベルの知識が必須となります。
「NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」「一般社団法人 金融財政事情研究会」の2団体が試験を実施しており、どちらで試験を受けてもファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)に認定されます。
また、3級・2級・1級のFP技能士は国家資格ですが、民間資格であるAFP・CFP®試験もあります。
■2級FP技能士とAFPの違いは?
2級FPとAFPは試験も共通で業務や知識に違いはありませんが、AFPは2級FP試験合格に加えて、日本FP協会の認定研修修了と協会への登録が必要となります。
また、2年ごとの資格更新も必要となり、その際には所定の継続教育が義務付けられています。ファイナンシャルプランナーとして仕事をしていきたい場合は、常に新しい情報を拾い、スキルアップしていく必要があるため、AFP認定者になることをことをおススメします。
■CFP®とは?
将来的にはファイナンシャルプランナー(FP)として独立開業もできる「日本唯一の国際認定資格」です。世界24カ国・地域で認められた世界水準のサービスを提供できることを証明できる資格となっています。
AFP資格と同様に、資格更新制度があり、2年間で30単位の継続教育単位を取得することが義務付けられています。