マンション管理士・管理業務主任者 試験情報 ~マンション管理の専門家~

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マンション管理士と管理業務主任者のイメージ

【マンション管理士】マンション管理組合・区分所有者の立場に立ち、管理組合や区分所有者から相談を受け、マンション管理の規約・ルール・長期修繕計画の素案作成・見直しのアドバイス、住人トラブルの解決案の提示などを行う専門家、国家資格。

【管理業務主任者】マンション管理業者の立場から、管理組合に対して、管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務の報告を行うという独占業務をもつ国家資格。マンション管理業者には、管理業務主任者の設置義務があります。

難易度

マンション管理士

資格の難易度4(難しい)

管理業務主任者

資格の難易度3(ふつう)

鉛筆のアイコン平成30年度(2018年)のマンション管理士試験の合格率は、7.9%、管理業務主任者は21.7%、同じ不動産系の資格の宅建は15.6%です。この3資格の単純な合格率だけの比較でも、マンション管理士の合格率が最も低く、実際にマンション管理士が最も難しい試験といわれています。
特にマンション管理士試験においては、単なる知識ではなく、きちんと内容理解した上での正確な知識・応用が、合否を分けるポイントとなります。

受験資格(共通)

なし(年齢、学歴等に関係なく、誰でも受験できます。)

出題形式(共通)

四肢択一のマークシート形式(50問 2時間)

試験内容

マンション管理士の試験内容

(1)マンションの管理に関する法令及び実務に関すること
(2)管理組合の運営の円滑化に関すること
(3)マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること
(4)マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること

管理業務主任者の試験内容

(1)管理事務の委託契約に関すること
(2)管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること
(3)建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること
(4)マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
(5)(1)~(5)に掲げるもののほか、管理事務の実施に関すること

※試験実施団体(公益財団法人マンション管理センター、一般社団法人マンション管理協会)ホームページの内容より記載。

鉛筆のアイコン試験科目一部免除について

どちらかの試験に合格すると、もう一方を受験する際に「マンション管理士適正化法」に関する問題(問46~問50)が5問免除されます。難易度が低めの管理業務主任者に合格した後に、この制度を利用してマンション管理士を受験する方が多く、2018年度のマンション管理士試験では、申込者全体の約4割を占めます。
ただ、ダブル合格を狙っているなら、時間の経過とともに勉強内容を忘れてしまいやすい点、ほぼ同試験範囲という勉強の効率面からみても、あくまで5点免除は保険と考え、同じ年で合格できるように試験対策を行うことをオススメします。

2018年度マンション管理士試験・管理業務主任者試験の内訳(参考)

内容 マンション管理士 管理業務主任者
法令系 31問 27問
マンション管理適正化法 (5問) (5問)
区分所有法等 (12問) (2問)
標準管理規約 (8問) (10問)
民法・その他法令 (6問) (10問)
管理実務・会計系 4問 11問
管理実務(委託契約書・滞納管理費対策) (2問) (8問)
会計 (2問) (3問)
建築・設備系 15問 12問
建築・設備 (11問) (6問)
設備系法令(建築基準法・都市計画法等) (4問) (6問)

試験日程

受験申込受付期間

マンション管理士:例年9月初旬~9月下旬
管理業務主任者:例年9月初旬~9月下旬

試験日

マンション管理士:例年11月の最終日曜日 13時~15時
管理業務主任者:例年12月の第1日曜日 13時~15時

合格発表日

マンション管理士:1月上旬頃
管理業務主任者:1月中旬頃

※上記内容は、情報を保証するものではございません。日程が変更される場合もございますので、必ずご自身で各実施団体のホームページなどでご確認ください。

公益財団法人 マンション管理センター「マンション管理士試験」ウェブサイト≫
一般社団法人 マンション管理協会 「管理業務主任者試験」ウェブサイト≫

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