勉強時間を記録&見える化で、効率がぐんと上がる?時間管理の心得

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タイムマネジメントのイメージ

この記事を書いた人:S

難関資格であればあるほど、勉強するべきボリュームは多く、内容も複雑になります。だからこそ、タイムマネジメントが大事。「無計画に、毎日適当に勉強しています!どれだけ勉強したかもよくわかりません。」という人は、そうそういないとは思いますが、資格受験生によって、勉強時間の管理方法にはばらつきがあると思います。

たとえば、勉強時間を記録することも勉強時間を効率化する方法の一つだと言われていますが、「計画は立てても記録はしていない」という方も、実は多いのでは?

今回は、資格勉強の「スケジュール管理」についての心得を、実際の資格受験生・合格者の声とともにご紹介します。必ずこんな風に計画を立て、実行するべき!という正解はないのですが、計画を組み立てる際・見直す際などに、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※本記事に掲載の資格受験生・合格者の声は、掲載にあたり、抜粋など一部再構成している場合があります。

過去:【今までの生活スケジュール】を見える化する

あれ?「今後の学習スケジュール」を見える化するんじゃないの?と思うかもしれませんが、時間をうまく資格勉強に活用するには、時間を知ることが大事です。本題に入る前に、ご紹介したい言葉があります。

私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。
時間からスタートする。計画からもスタートしない。
何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。

出典:ピーター・ドラッカー著「経営者の条件」

これは「マネジメントの父」として世界的に有名な経営学者、ピーター・ドラッカーの著書の一節ですが、ぜひ覚えておいていただきたい言葉です。資格勉強の計画を立てる際も、計画をこなしている途中も、計画を見直す時も。タイムマネジメントにおいて、「時間を明らかにする」というのは、常に重要なことだからです。

勉強に使える時間、本当に把握できていますか?

特に、1日単位・時間単位の学習スケジュールになると、「時間のある土日に集中的に勉強したい」「週末は家族との時間も欲しいから、平日もできる限り勉強しよう」など、人によってそれぞれに計画を思い浮かべていると思います。しかしながら、そのスケジュールは、本当にあらゆる時間を考慮できているでしょうか?それを知るために、ぜひ勉強以外も含めた「今までの生活スケジュール」を見える化してほしいのです。

現在の自分の1日の生活スケジュールを、月曜日から日曜日まで、思い浮かべてみてください。あまり変動がない方は、「平日」「休日」などでまとめてもいいと思います。できれば、紙やエクセルなどに書き出して目に見える形にした方が、見落としも少ないです。そうやって「見える化」してみると……

  • いつ、まとまった時間が取れそうか
  • 毎日の移動時間はどれくらいか
  • 勉強できそうな隙間時間があるか
  • 今の生活で調節できそうな時間があるか
  • 勉強以外のことをしていても、耳や目があいている時間はあるか

など、さまざまなことが見えてくるはずです。

生活スケジュールは、「お昼休み」などの休憩時間はもちろん、「通勤(徒歩・電車・車)」「趣味(どんな趣味?)」や、家事のタスクが多い人は「夕食の準備」「後片付け」とか、できるだけ詳しく洗い出しましょう。どの時間が勉強に使えそうか、よりわかりやすくなると思います。

謎の人(謎の人)「社会人など余暇時間の少ない人ほど、この作業が効いてくるはずだよ。『夜、帰宅してからしか勉強する時間がないな。』と思っていた人も、『通勤時間が長いけど電車で座れるから、その時間も勉強できるな。』とかね。」

おそらく、単純に「空いている時間で勉強しよう」というだけでは、見落としていた時間もたくさんあるはずです。能動的に、そして効率的に勉強時間を作るためにも、今までの活スケジュールを見える化 ⇒ 1日の学習スケジュールを立てる(見直す)というフローがおすすめです。

スケジュール管理を極めた資格合格者の中には、「ストップウォッチで1日の生活を記録している」という声もありました。可能であれば1日だけでも、こんな風に実際の1日のスケジュールを詳細に記録してみると、新たな発見があるかもしれませんね。

生活の無駄を排して、すべてを勉強につぎこむこと 山本勘助さん(宅建士合格者/行政書士受験生)

ストップウォッチを起床時より1日首からぶら下げて、通勤・勉強・食事・入浴・ぼ~っとしている時間など1日中のあらゆる行動をすべて計ります。そうすると、今日は1日よく勉強したなあ、などと思っていた日でも意外と食事に費やしている時間とか、トイレで雑誌を読んでいる時間だとかが長いことに気づき、そのようにして発見した、削ることのできる時間はすべて勉強時間に回しました。やはり、時間を計っていると思うと、入浴の時間や食後の休憩時間など、今まであまり気にしていなかった時間をも意識するようになり、自然と短くなっていきました。

これから資格勉強を始める人はもちろん、すでに勉強を始めている人も、思いのほか無駄にしている時間があったりするので、「生活スケジュールの見える化」はおすすめです。

未来:【今後の学習スケジュール】を見える化する

もちろん、必ず「試験本番までの学習スケジュール」も立てて、目に見える形にしておきましょう。なんとなく勉強するのではなく、ある程度、インプットからアウトプット、復習も含め、「いつ」「何を」「どれくらい進めるか」計画を立て、見える化しておくことが大事です。

謎の人「頭で思い描くだけだと、忘れてしまうのはもちろん、『今日はまぁいいか』とか、自分に都合よく『こんな予定だったような?』とごまかしてしまいがち。今月、今週、今日、何をすべきか、ひと目でわかるようにしておこう!

長期計画:試験日から逆算して「ざっくりと」計画を立てる

資格試験日の時期は、基本的には毎年大きな変動は少ないため、来年や再来年に受験予定でも、ある程度の予測がつくはずです。そこに向かって勉強していくため、受験予定の資格試験の本試験日から、逆算してスケジュールを立てましょう。

 そのほか、おそらく途中で模試答練を受験する人も多いはず。模試とはいえ、全然勉強が進んでいない状態で受験するのはもったいないので、模試の実施時期などもひとつの基準日として、最初に把握しておきたいですね。資格予備校を利用しているのであれば、講義の日程に合わせて、期間と勉強する内容を区切るのもいいと思います。

計画の立て方については、たとえば、実際の資格受験生のこんな声が参考になりそうです。

時間割り yumikiti27さん(司法書士 受験生)

自分のやるべきことを計画し、あとはその計画を何も考えずに進めることです。その方法としてマクロからミクロに計画を立てることです。具体的には、本試験の日程まで、何か月あるのか、何週間あるのか、何日あるのかを表記し、その月には何をするのか、その週には何をするのか、その日には何をするのか、そして一週間の初日の前日には一週間の時間割まで決めます。その時間割には、起床時間、午前、午後、夕方、夜、就寝時間を決めその通りに一週間を過ごすのです。やるべきことは、もう決めてあるので、一日を何も考えずに過ごすことができて、迷うことはありません。このように、時間割りをつくることで、その日を迷うことなく集中することできます。

謎の人資格試験の本試験日や模試の日などから逆算して、月単位、週単位……と計画を掘り下げていくのが、一番スムーズだしおすすめ!もちろんあくまでも例だから、実際にはキッチリひと月単位や一週間単位で分けなくても、やりやすいように区切っていけばOKだよ。」

時間割を考える時間も、毎日積み重なればかなりの時間ロスです。ある程度まとめて学習スケジュールを立てて、迷いなく勉強に取りかかることができれば、効率アップにつながります。

しかしながら、さすがに1日単位・時間単位となると、一気にすべての学習スケジュールを細かく立てるのは大変ですし、後から修正するのも大変ですよね。

試験までの日数と、1日の中で勉強に使えそうな時間を把握した上で、『この期間でここまで勉強を進める』『夕食後に●時間勉強する』『通勤時間で暗記をしよう』とか、ざっくりとした月~週ごとくらいまでの目標と、なんとなく日々のスケジュールを決めておいて、最初に出てきたyumikiti27さんのアイデアのように、毎週、週ごとに1週間の細かい時間割を立てるくらいの方がよいと思います。

一方で、隙間時間でのちょっとした勉強は、基本的に「まとまった時間での勉強」の補助的なものになります。隙間時間の使い方までは、細かく計画を立てるというより、「前日の復習」「直近で発生した苦手部分」「今日やる範囲の予習」といった程度に決めておくといいと思います。

謎の人「隙間時間までみっちり計画を立てようとすると、たぶん、計画を立てること自体に疲れ果てて、続かなくなっちゃうからね。」

短期計画:1日単位の計画は「こなせる量の8割」に

学習スケジュールは、ある程度、余裕があり融通のきく計画にしておくことも重要です。特に1日のスケジュールは、無理に詰め込み過ぎないようにしましょう。「ギリギリこなせそう」と思っても、実際には計画通りにいかない日が続くと、モチベーションも下がってしまい、どんどん効率も下がってしまいます。


例:「この時間内だと、10ページのインプットができそう」という場合

  • 10ページやる計画
    → 計画通りこなせないと、翌日に繰り越してしまう場合も。そんな日が続くと、最悪、計画全体が崩れてしまう。
  • 8ページやる計画
    → 基本的に余裕をもってこなせる。思うように進まなくても、週の中で取り返せる可能性が高い。

こんな具合に、無理なくこなせそうな量が理想です。一般的には、「予定時間でこなせそうな量の8割くらい」という意見が多いようですね。こうしておくことで、予定時間より早く終われば、予習・復習をしてもいいですし、逆に思うように勉強が進まなくても、大幅な遅れにはならない可能性が高いです。

そして、勉強する内容を計画する時にも、ちょっとしたポイントが。たとえば、大きく分けて、2種類の計画の立て方がありますが、はたしてどちらがいいのでしょうか?


  • 「インプットを30分やる」という計画
    → 結局、何をどこまで進める予定かわからない。実際に順調に進んでいるのかどうかも曖昧。
  • 「(30分で)●●の科目のインプットを●ページまで進める」という計画
    → 目標も進捗もひと目でわかる。

前者の計画の立て方では、時間を費やしただけで全然進んでいないのに、勉強した気になってしまう可能性もあります。ですから、後者のように、「30分」という時間は意識しつつも、その時間でこなせそうな、具体的なページ数や問題数で計画を立てる方が実行しやすく、目標も進み具合もわかりやすいです。

たとえばこんな風に、はじめから融通のきくようにした目標設定の仕方もアリですね。

固定目標と可変目標を立てる ゆうさん(CFP課目合格者・受験生)

目標を立てる時にはストイックにこれだけやる!となりがちです。しかし、いったん上手くいかないとそのまま計画倒れになってしまいます。それを防ぐために固定目標と可変目標を立てましょう。固定目標は毎日これだけはやる目標です。可変目標はできそうならやる目標です。具体的に例示してみます。CFPのライフという科目で毎日係数を3問解く!これは固定目標です。15分余ったから公的年金の問題も解く。これが可変目標です。固定目標には鞭を。可変目標には飴を設定してください。固定目標をクリアできない時には、明日は5問やる。でも、可変目標がクリア出来たら、好きなアイスを食べる!など「やらないといけない」と「やろう」を上手く使い分けることで時間の有効性を高めることができます。

謎の人「とはいえ、そもそも実際に、資格勉強の何にどれくらい時間がかかるのか?なんだかピンと来なかったりするよね。とりあえず2~3日、仮で決めたスケジュールをこなして、実現が可能かどうか試してみるのもいいよ。」

現在:【実際の勉強時間】を見える化する

みなさん、「勉強時間の記録」って実践していますか?最近は、勉強した時間やページ数を記録できるスマホアプリも多く出ていますし、勉強の記録に特化したスケジュール帳が話題になったりもしています。勉強時間の記録は、それだけ効果があるということなのです。

なぜそんなに「勉強時間の記録」が大事なのでしょうか。たとえば、次のようなメリットが考えられます。

  1. 「何にどれくらい時間がかかるか」を客観視できる
  2. 「勉強モード」に切り替えられる
  3. 「記録を振り返る」ことで、達成感が得られる

(1)「何にどれくらい時間がかかるか」を客観視できる

できれば、計画通りに勉強をこなしたいところですが、実際には早く終わったり、時間がかかったりなど、やってみないとわからないですよね。時間をはかって記録することで、当たり前ではありますが、得意・不得意や、「こういう問題を解くにはこれくらい時間がかかる」ということがわかります。それらを理解することで、学習スケジュールの見直しをする際にも役立つでしょうし、実際の試験の時間配分を考える際にも役立ちます。

(2)「勉強モード」に切り替えられる

記録するためには、おのずと時間をはかることになりますよね。時間をはかると、なんとなく勉強を始めるよりも、始まりと終わりを強く意識します。ストップウォッチでも時計でも、「スタート」と思った瞬間に、「勉強するぞ!」というスイッチを押したような気分になりませんか?また、「だらだら勉強したり、他のことに気をとられたら、時間をはかっている意味がなくなる」という気持ちにもなり、集中しやすいはずです。時間をはかることで、「勉強モード」にうまく切り替える効果が期待できます。

(3)「記録を振り返る」ことで、達成感が得られる

記録した勉強時間を振り返ることで、「自分はこれだけやったぞ」という達成感を得られます。そしてその達成感は、次の勉強へのモチベーションや自信にもつながるはずです。また、なかなかうまくいかない日も、「自分は本当はこれだけやれるんだ」と調子のいい日の記録を見返したり、逆に調子が出なかった日の記録を見返して、あえて自分にプレッシャーをかけることもできますよね。

謎の人「手帳でもノートでも、自分に向いている媒体を探して記録してみるのが一番だけど、個人的なおすすめはやっぱり『スマホアプリ』かな。」

スマホアプリであれば、アプリのストップウォッチ機能ではかった時間をそのまま記録できるものや、勉強量についても1日単位や期間合計など切り替えて見られるものがあります。また、勉強時間やページ数をグラフにしてくれるなど、視覚的にも面白くわかりやすくなっているものも。さらには、SNS機能がついていて、「同じ資格試験の受験生」や「同じテキストで勉強している人」の記録も見られるものもあり、モチベーション維持やいい刺激になりそうです。

では実際に、勉強時間の記録して効果を感じている、資格試験などの受験生の声をいくつかご紹介します。

  • 私は、どの科目の勉強をどのくらいの時間やったのか、今日は何時間勉強できたのか、今月は何時間勉強できたのか、などを毎日勉強しながら全て記録しています!記録することで、特定の科目に必要以上に勉強時間が偏りすぎないようにできます。 れーたんさん(心理系公務員受験生)
  • 勉強時間を記録するアプリなどを使ってどれくらいやったかを視覚化します。これによりかどのくらい日々時間が確保でき、何をやる徐々に明確になっていきます。より効率的に時間が使えるようになります。何よりも自信に繋がります。 ともっちさん(行政書士合格者/予備試験受験生)
  • 毎日自分の様子を残しておくことで、自分はどのくらい集中できてどのくらいのペースで休みが必要なのか把握することも出来ます。 杏子さん(地方上級公務員受験生)

もちろん、資格勉強は上手くいく時ばかりではありませんよね。上手くいっているのか、いないのか、どこがどう良くて、だめなのか。進捗の把握や、モチベーションの維持、また修正する際の参考データという意味でも、なるべく勉強時間は記録をしておきましょう。

【計画の修正は当たり前】と思っておく

もちろん計画を立てるだけで終わってはいけません。計画に沿って勉強を進めていくこと、そして、学習スケジュールを臨機応変に修正し、よりよくしていくのも重要です!

計画通りに勉強を進める努力は大事です。しかしながら、基本的に、100%計画していた通りに資格勉強を進めるのは、ほぼ不可能でしょう。正直、得意不得意や何にどれくらい時間がかかるかは、実際に資格勉強をしてみてないとわかりませんよね。また、仕事や家族などの事情で思うようにいかないこともあるでしょう。上手に計画を立てたつもりでも、勉強を進めるうちに、気になる部分は必ず出てきます。

仕事と一緒です。資格勉強も、試行錯誤していくのは当たり前のことなので、ちょっと予定通りにいかないくらいで、落ち込む必要はありません!資格試験を受験する際、実際のゴールは「計画通りに勉強をこなすこと」ではなく、「試験に合格して、描いている将来像に近づくこと」ですよね。最後にはゴールに到達できるように、軌道修正できればそれでいいのです。

謎の人「大事なのは、毎日の経験をもとに改善していくこと。むしろ最初から、途中で修正する前提で計画してみよう!とはいえ、最初から計画を完全に無視したり、毎日計画を修正したりしてたら学習スケジュールを立てる意味がないから、ほどよくね。」

また、人は計画を見直すとき、「失敗した原因」を考えがちですが、「成功した原因」を見つけて、計画を修正してもいいのです。たとえば、これはビジネスにおける「PDCAサイクル」についての記事ですが、主に金融関連の業界で活躍している実業家・冨田和成さんも、次のように語っています。

PDCAは課題解決のひとつの手法である。だからといって、課題がなければPDCAを回す必要がないのかといったらそうではない。

物事がうまくいかない時には必ずどこかに原因があるように、物事がうまくいっている時にも原因がある。しかし、多くの人は物事がうまくいったらただ喜んで、居酒屋での打ち上げで盛り上がって終わりだ。

(中略)

真のPDCAでは、検証のフェーズで必ず「うまくいった原因」も分析する。「たまたま運が良かった」では得るものがないからだ。必ず何かしらの仮説を立て、「もう一回このアプローチで再現できるか、次のPDCAで確認しよう」と考える。

「うまくいかなかった原因」への対策が「改善案」であるとすれば、「うまくいった原因」の再現を試みるのが「伸長案」である。
私は、PDCAのAを、一般的に知られている日本語訳の「改善」ではなく「調整」としている。「改善」だけに目を取られて「伸長」を忘れないためである。

出典:デキない人はPDCAの奥深さに達していない(東洋経済オンライン)

※PDCA・・・Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字であり、この4つを繰り返すことによって業務を改善・効率化していくための手法。

「PDCAサイクル」は、主に仕事をする際によく使われる言葉ですが、資格勉強を行う上でも、大事なことです。どれが欠けても中途半端になってしまうので、しっかりと計画し、それを実行し、きちんと振り返って、改善する。「上手くいった場合も」です。

謎の人「より効率的に勉強をこなすために、上手くいってもいかなくても、定期的に『このままの学習スケジュールや勉強方法で進めていいか?改善できるところはないか?』を見直してみよう!」

最初から『月末に見直す』など、計画しておくのもいいと思います。もちろん、実際には万事順調なら、そのままの計画・やり方で次の見直しのタイミングまで続けてもいいのですが、改善・調整する前提で、定期的に「見直す」「振り返る」という行為が大事です。

まとめ

資格試験に合格するために、「スケジュール管理」や「学習時間の記録」がとても大事ということが、おわかりいただけたでしょうか。

もちろん、「しっかり計画を立てた方が安心する」という人から、「あまりに細かく予定が決まっていると、逆になんだかやる気をなくす」という人まで、いろんなタイプの方がいると思います。いろいろ試してみて、学習開始から早い段階で、自分に向いている「資格勉強のタイムマネジメント」の方法がわかるといいですね。

そのやり方に個人差はあると思いますが、「計画を立てる」「学習時間を記録する」ということは、資格勉強の効率化、そして資格試験の合格にきっと役立つはずですので、本記事が少しでも参考になれば幸いです。

また、「一体いつ、まとまった勉強時間をとればいいの?」「隙間時間でできる勉強って何?」とお悩みの方は、こちらの記事も、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

「まとまった学習時間をとるべき時間帯」の記事へ ≫
「隙間時間の活用法」の記事へ ≫

<登場人物紹介>

謎の人謎の人:誰だか知らないけどやたらと資格に詳しくて教えたがり。勉強するのも好きなようで、気まぐれに現れて、勉強法をアドバイスしてくれることも。なんだか妙に「受験経験者」っぽいが、何者なのか?人間界の資格試験を受験できるのか?は、やっぱり謎。

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