登録販売者とは?~規制緩和が追い風に?!市販薬のスペシャリスト~

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この記事を書いた人:Y

現在35歳、家電量販店勤務の伊東 愛さん。夫と2人の息子を持つ二児の母。

家計を助けるため、自宅近くの家電量販店に勤務してもう3年。最近、担当するフロアが異動になり、いま同店舗が力を入れている医薬品・日用品フロアへ新たに配属されました。

なかでも医薬品の売れゆきが非常に好調で、お客様から医薬品に関する質問を受けることも多くなりました。そのため、いま職場では「登録販売者」という資格取得を強く推奨しています。

愛さん自身も、資格を取得して職場仲間を助けたい気持ちや、家族のために役立つ医薬品に関する知識を増やしたい気持ちから、「登録販売者」について詳しく知りたい意欲が高まってきました。

「果たして、愛さんでも頑張れば合格できる資格なのか?」悩み多き社会人や受験生にいつも的確なアドバイスをくれる天狗先生が、登録販売者の仕事の魅力について丁寧に詳しく教えてくれます。


伊東 愛「 天狗先生、登録販売者という資格があるみたいなんですが、どんな資格で、私にも合格できるのか教えてください!」

天狗先生「了解!それでは、市販薬のスペシャリストといわれる国家資格、登録販売者について詳しく説明するね。」

1.登録販売者ってどんな資格?

市販薬の9割以上を販売できる市販薬のスペシャリスト

登録販売者は、2009年の薬事法改正により誕生し、一般用医薬品販売の専門家として認められた国家資格 、市販薬の9割以上を販売できる、市販薬のスペシャリスト。登録販売者は、地域医療の最前線を担う健康アドバイザーとして、より身近になった医薬品をとおして、私たちの地域医療に貢献しています。

天狗先生一般用医薬品とは、かぜ薬や鎮痛剤など、医師による処方箋がなくても購入できる、医薬品のことだよ。このうち、登録販売者が扱える第2類・第3類は、一般用医薬品の中で、なんと『9割以上』を占めているよ。」

2009年以降2017年までの規制緩和により、病院で処方される薬の成分の一部が、市販薬でも使用可能となり、効果の高い薬を手軽に購入できるようになりました。

また、人生100年時代の到来で平均寿命が長くなり、生活習慣病などが増加傾向にあるなか、自分の健康は自分で責任を持つことが求められています。政府としても、怪我や病気になった時に、自身で医薬品を使用して治療に努める「セルフメディケーション※」を推進する動きがあります。

こうした状況から、これまで以上に、医薬品に関するリスク管理がとても重要になっており、薬の専門家として、医薬品の知識が豊富で、店頭で注意喚起ができる、登録販売者の役割がますます重要視されています。

薬局やドラッグストアでは、登録販売者の誕生により、医薬品の調剤業務と販売業務の分業が可能となり、薬剤師の負担減少にもつながっています。コンビニエンスストアやホームセンター、家電量販店などでも、登録販売者をおけば、医薬品販売が可能となるため、仕事ニーズが非常に高く、活躍の場がどんどん広がっています。

セルフメディケーションとは?
自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることをいいます。

[セルフメディケーションによる4大効果]
・健康管理の習慣が身につく
・医療や薬の知識が身につく
・医療機関で受診する手間と時間が省かれる
・通院が減ることで、国民医療費の増加を防ぐ

セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)についてをみる(厚生労働省サイト)>>


伊東 愛「そうそう、ちょうど先日、旅先で胃痛になり、スマホで調べたら、よく効く薬が市販されていることがわかったので、ドラッグストアに行ったの。だけど、お目当ての薬は、薬剤師の方が常駐できなくなったので、いまは販売できなくなったという説明を受けたわ。欲しかった薬は第1類だったので仕方ないけれど、その時、登録販売者の方が、代わりに同じ効果が期待できる胃薬を提案してくれて助けられた経験があるわ。体調が悪い時には、みんなワラにもすがる思いでいるので、登録販売者の存在価値は、本当に大きいと思う。」

天狗先生「愛さん、それは大変だったね!でも、登録販売者の方のアドバイスがあったので、安心して代わりの薬を購入できたんだね。旅行先や休暇中は病院に行くこともできないよね。今は郊外でもドラッグストアの数がどんどん増えて、利便性が高まっている分、登録販売者の存在価値もどんどん高まっているんだよ。」


仕事内容や資格取得のメリットは?

医師の処方箋がなくても誰でも購入でき、一般用医薬品の中で9割以上を占める、かぜ薬や鎮痛剤。これらは、規制緩和により、ますます広く一般化されており、効果の高い薬を誰でも手軽に購入できる時代となりました。

その一方で、飲み方を間違えると副作用の危険があるなど、各自が十分に注意して購入する必要があります。しかしながら、一般の方が医薬品の知識を深めることは大変です。

登録販売者は、一般用医薬品を販売する店頭に立ち、購入者の症状や年齢などを考慮しながら、購入者が求める薬の効果や通院歴などをきちんと把握して、副作用に関する説明を行い、一般の方にも理解しやすいように、その人にとって最適な一般用医薬品の販売を行う、とても大切な役割を担っています。


伊東 愛「登録販売者がもつ豊富で幅広い知識は、仕事や自身の健康管理だけでなく、家族のヘルスケアにも役立つことを考えると、資格取得のメリットは本当に大きいですよね。」


薬剤師や調剤薬局事務と登録販売者の違いは?

天狗先生「登録販売者と同じ薬を取り扱う資格に、薬剤師調剤薬局事務があるけれど、愛さんはこれらの資格の違いを知っているかな?」

伊東 愛「あっそうそう、私もそれがずっと気になっていたわ。天狗先生、これらの資格の違いについてぜひ知りたいので、教えてください!」

天狗先生「どの資格者も薬局やドラッグストアに勤務していて、『薬に詳しい人』というイメージがあるけれど、ここでは、似ているようで異なる資格について説明するよ。薬に関わる仕事がしたい方は、まずはこれらの違いについて確認してみてね。」


薬に関わる資格の違いは?

薬に関わる資格の違い

登録販売者の実務経験について

登録販売者試験に合格した者が、登録販売者として単独で売り場に立つには、直近5年間に2年以上(月80時間以上)の実務経験が必要です。また、実務経験を満たすことで「店舗管理者」になることも可能で、店舗の運営や従業員の監督、医薬品の管理などを任されるようにもなります。
※過去5年間のうち薬局などで、一般従事者として薬剤師または登録販売者の管理・指導のもと、月80時間以上の勤務で実務経験として認められます。

勤務例1)週5日×4時間×4週=80時間
勤務例2)週3日×7時間×4週=84時間


天狗先生「どの資格も薬に関わる仕事だけど、国家資格という観点からみていくと、薬剤師と登録販売者だね。登録販売者は取り扱い可能な医薬品が、第2類と第3類に限られるけれど、これらの薬は、かぜ薬や解熱鎮痛薬、胃腸薬などで、市販薬全体の9割も占めるので、正直あまり気になるポイントではないかな。

また、この一般用医薬品に関しては、内容によっては、薬剤師よりも登録販売者の方が詳しいという話も聞くよ。登録販売者が、一般用医薬品について深く幅広く学習していて、実際に販売業務の実務経験を積んでいることの成果かな。いずれにしても、日々、医薬品について学び、知識を活用する姿勢は、薬剤師、登録販売者ともに共通だし、とても大切な役割を担っていると思うよ。」

伊東 愛「調剤薬局事務はどうなのかしら?民間資格だけれど、調剤薬局は全国によく見かけるし、受験資格もないし、在宅受験ができて、年6回も受験できるタイミングがあるので、すごく良さそうなんだけれど?」

天狗先生「調剤薬局事務の仕事は、そもそも医薬品に関わる仕事ではあるけども、医薬品の知識というよりも医薬品の会計に関する内容になるよ。

愛さんは、医薬品フロアに最近異動になったから、実務経験はまだ2年に満たないけれど、このまま順調に勤務すれば、実務経験2年がクリアできるよ。だから、あとは登録販売者試験に合格して、指定の講習※を受講すれば、正式な登録販売者になれよ。ちなみに、実務経験は試験合格の前後あわせて過去5年以内であればよいので、比較的時間もあるかな。

これに対して、調剤薬局事務は、資格よりも経験を重視しているため、愛さんが勤務するとなると、実際は、調剤薬局での事務経験が必要になることが多いよ。

近年、一般用医薬品を扱う調剤薬局も増えているので、愛さんの場合は、登録販売者資格を取得する方がベストじゃないかな。」

<登録販売者の合格後の流れ>
①試験合格
②販売従事登録(勤務先都道府県)を行う
③登録販売者として働くには、実務経験2年以上が必要
※勤務先に実務(業務)従事証明書を発行してもらう
④年1回外部研修あり
⑤実務(業務)従事証明書の発行手続きを行う
※ ①~④がクリアできれば申請できます

伊東 愛「なるほど、そうなんだ!実務経験等を考慮すると、私の場合は、登録販売者資格をとった方が良さそうだね。でも、どの資格も、薬への関心と、体の不調をかかえる方の役に立ちたいという思いは共通なんですね。」


ジェネリック薬品の普及などにより、薬局で扱う薬学の知識も刻々と変化しています。このような変化に適応しながら医療業界を支えている点において、薬剤師も登録販売者も同じ立場であるといえるでしょう。

また、薬剤師と登録販売者に共通するメリットとして、育児や介護で仕事のブランクが相当期間空いてしまっても、すぐに現場に戻り活躍できる強みがあります。

近年、全国で薬剤師が不足しているため、一般用医薬品の販売ができる登録販売者は、薬剤師不足を担う重要な存在として、注目されています。

超高齢化社会と健康への関心の高まりから、これら医薬品に携わる仕事のニーズは、ますます増えていくでしょう。

2.登録販売者の活躍の場と将来性は?

規制緩和が追い風に?!登録販売者の将来性は?

天狗先生「ところで、愛さん、これまでの話の中で、登録販売者は、市販薬を取り扱っている薬局、薬店、ドラッグストアなどに活躍の場があるといった説明だったけれど、実はもっと他にも、たくさんの活躍の場があることを知っているかな?」

伊東 愛「えっと、私は家電量販店に勤務しているけれど、そこでも医薬品を取り扱っていて、登録販売者の方も勤務しているわ。となると、同じように市販薬を取り扱っている店舗というと…あっホームセンターとかもそうかな?」

天狗先生「そうだね!規制緩和によって、医師の処方箋なしでも、誰でも効果の高い医薬品を購入できる時代になったおかげで、これまで医薬品の購入は薬局やドラッグストア限定だったものが、現在は、その他の選択肢が幅広く出てきているよ。例えば、スーパーやコンビニエンスストアでも見かけるようになったし、エステサロンや接骨院、スポーツジムなんかもそうかな。」

伊東 愛「セルフメディケーション税制の施行によって、医療費控除には該当しなかった人でも、対象となる市販薬の購入額が、家族まとめて12,000円を超えていれば、所得控除が可能になるんですよね?市販薬購入時のレシートに★印などがついていれば対象になるみたい。」

天狗先生「おっよく知っているね!登録販売者が取り扱える一般用医薬品(第2種と第3種)は、かぜ薬や解熱鎮痛薬、胃腸薬などで、市販薬全体の9割も占めるので、店舗側からしたら、登録販売者を置くことで、幅広い客層を獲得できるのだから、それは重宝される訳だ。」

伊東 愛「店舗を訪れる側としても、食品や日用品の買い物と一緒に、医薬品の購入もできれば、用事をいっぺんにすませられるし、子供を連れたお母さんなんかにも喜ばれるわよね。」


登録販売者の活躍の場は、時代の流れにあわせて、どんどん広がっています。介護サービスの現場製薬会社の営業、将来的には、薬局・薬店の独立開業も視野に入れた、生涯にわたり地域貢献できる健康アドバイザーとしての役割など、自身のライフプランを叶えることも夢ではありません。

3.国民のセルフメディケーションを最前線で担う登録販売者の魅力とやりがいとは?

天狗先生「登録販売者は、実務経験が2年以上になるまでは、一人で医薬品を販売することはできないけれど、受験資格と合格率の2点から、比較的取得しやすい国家資格といえるんだ。ここでは、そんな登録販売者資格の魅力をまとめてみたよ。」

未経験者でも目指しやすい資格

登録販売者は、実務経験や年齢制限などの受験資格がないため、誰でも合格を目指せる資格です。超高齢化社会到来に伴う時代のニーズや、人々の健康への関心の高さから、受験者数も年々増加傾向※にある、いま注目の資格です。誰でも登録販売者になれる権利があるという点が、この資格の最大の魅力なのかもしれません。

※「薬事日報」によると、登録販売者試験の受験者数は、過去5年間で、およそ2倍となっています。合格者も2018年度までの累計で253,398名となり、2018年度までに25万人超の合格者が輩出されていることがわかります。

登録販売者試験の過去の試験実施結果の推移をみる(LICENSTUDY登録販売者試験情報サイト)>>

薬剤師の人手不足の救世主となる国家資格

近年のジェネリック薬品の普及などにより、同じ効果をもつ多数の医薬品が販売されているので、薬局で扱う現場の知識は、刻々と変化しています。このような変化に適応しながら、薬剤師と登録販売者が互いに協力して、医療業界を支えています。

昨今、薬局やドラッグストアでは、全国で薬剤師が不足していましたが、登録販売者の誕生によって、医薬品の調剤業務と販売業務の分業が可能となり、薬剤師の負担減少にもつながっています。

社会的信用性も高く、就転職時にも有利!

2009年の薬事法改正や、2017年からのセルフメディケーション税制導入などからもわかるとおり、近年、健康や医薬品に対する人々の関心の高さがクローズアップされています。そのような環境のもと、登録販売者は、地域住民に対して、セルフメディケーションを適正に推進する役割が期待されています。

登録販売者は、法律を熟知し、新薬に関する知識を日々学習し、地域住民に対して、適切な情報提供を行い、薬剤師や地域の医療機関とも連携するなど、地域医療の最前線を担っています。そのため、生涯にわたり地域貢献できる健康アドバイザーとして、社会的信頼度も高く、登録販売者としての活躍が大きく期待されています。

伊東 愛「登録販売者の方がいてくれることで、効果の高い医薬品を、いつでもどこでも、誰でも、手軽に購入できる環境があることは本当に助かるわね。これからも、登録販売者の方が増えて、世の中がどんどん便利になるといいな。」

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4.登録販売者にはどんな人が向いている?

★向いている人アンケート~登録販売者受験生・合格者の声~

Q.登録販売者に向いている人はどんな人だと思いますか?

・勤勉、人当たりが良く親切、わかりやすく簡潔に丁寧な説明ができる人(40代 会社員女性)

・人の話をよく聞く人(50代 会社員男性)

・お客様思いな人(60代 サービス業男性)

・毎日勉強できる人、薬の知識に対して向上心を持っている人(30代後半 士業男性)

※2019年7~8月 LEC東京リーガルマインド調べ(回答者:登録販売者受験生・合格者)

将来的にも、一般用医薬品を扱っている企業にとって、登録販売者という医薬品の専門家がいることは重要な戦力になります。

登録販売者は、購入者の話を丁寧に聴く力や積極的な情報発信力、情報収集力が幅広く求められるため、人と接することが好きな人や、コツコツと学習を続けられる人に向いているといえます。また、いかなる時も、購入者の視点にたち、購入者が医薬品について、適切な選択を行えるように手助けすることこそが大切な役割です。

登録販売者の外部研修について

登録販売者(研修中を含む)は、厚生労働省により、年1回の外部研修の受講が必要です。(各都道府県にて実施)こうした取り組みにより、登録販売者は、薬事に関する法規と制度や一般用医薬品の適正使用と安全対策、登録販売者として求められる理念、倫理、関連法規などについて、定期的に情報収集を行い、正しい知識の修得に励んでいます。

登録販売者に対する研修の実施についてをみる(厚生労働省サイト)>>


天狗先生「登録販売者は、新薬に関する知識の修得効果、副作用に関することまで、あらゆる情報収集を自身で日々コツコツと続けられる人が適任なんだよ。また、店頭にたって、購入者に自信をもって、正しい情報を伝える能力が必要なんだ。」

伊東 愛「登録販売者は、人と接することが好きなだけではなくて、購入者のもつ疑問や不安を聞きだすコミュニケーション能力も必要なんだね。そもそも、健康に関して興味関心がある人が適任だね。」


5.まとめ

登録販売者の「仕事や将来性」「活躍の場」「魅力」「やりがい」「向いている人」などについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

超高齢化社会到来に伴う時代のニーズや、人々の健康への関心の高さ、規制緩和やセルフメディケーション税制導入なども追い風となり、今後もさらにニーズが高まっていくことは間違いありません。

ぜひ、人生の選択肢を広げる意味でも、「登録販売者」を目指してみてはいかがでしょうか。

 


<登場人物紹介>

天狗先生天狗先生:いつの間にか山奥からおりてきて、悩み多き社会人や受験生にいつも的確なアドバイスをくれる人。神秘的で気高く頼りになる見た目と、田舎の祖父を思い出す温かい印象から、みんなは彼を先生と呼んでいる。ちなみに、体が赤いのはお酒を呑んでいるのではなく、熱過ぎるハートのせいなんだとか。

伊東 愛伊東 愛さん:現在35歳。夫と2人の息子を持つ二児の母。自宅近くの家電量販店に勤務。最近医薬品を扱うフロアへ異動があり、慣れないながらも日々奮闘中。以前から家族の健康ヘの関心がとても高く、いま職場で推奨している登録販売者という資格に興味がある。

 

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