司法書士の仕事とは?7つの側面からまるわかり!

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司法書士の仕事イメージ

この記事を書いた人:T「今の仕事は、一生はできないなあ・・・。」
今の仕事をこのまま続けていくことに漠然と不安をもつ営業マンのまなぶくん(32歳)。今回は司法書士の仕事とそのやりがいについて、資格に悩む受験生を救う、ライスタ博士が教えてくれます。


まなぶ(まなぶくん)「ライスタ博士、こんにちは。さっそくなんだけど、僕は、今の営業の仕事をずっと続けたくはなくて、もう少し何か専門的な仕事をしていきたいんだ。」

ライスタ博士(ライスタ博士)「ふむ。そこで何か資格を取得したいということかのう。」

まなぶ「うん。将来的には独立も視野にいれたい。法律系の資格や仕事について知りたいんだけど・・・。」

ライスタ博士「ふむ、よいことじゃ。何事もまずは知ることからじゃ。では今日は、独立開業に強い法律系資格の1つ、司法書士の仕事について一緒にみていこうかのう。」

1.司法書士ってどんな仕事をするの?

まなぶ「司法書士かあ。司法書士ってなんだか響きがかっこいいよね!堅そうなイメージもあるけど。司書と同じ?」

ライスタ博士「司法書士とは一言でいえば、市民を法的にバックアップする法律の専門家じゃ。司書は図書館の専門職で、司法書士とは全く関係ない資格じゃのう。」

まなぶ「へえ、そうなんだ。でも法律というと、まず弁護士さんのイメージがあるけど。」

ライスタ博士「そうじゃな。では、よく比較される、「弁護士と司法書士の2つの違い」から、まずみていこうかのう。」


弁護士と司法書士の違いとは?

法律の専門家といえば、まず思い浮かぶのが弁護士ではないでしょうか?

司法書士の特徴的な仕事は、「不動産登記を申請をすること」です。
不動産登記とは、不動産(土地・建物)についての権利関係(人と人との法的な関係)を記録することをいいます。不動産登記の制度は、法務局の不動産登記簿に記載することで、「この土地と家の所有者はAさんだよ。」というのを国が証明してくれる制度です。

さて、弁護士と司法書士の比較でみると、弁護士の業務が「裁判所における弁護活動をとおして、トラブル後の解決をすること」に対して、司法書士の業務は主に「登記を通じてトラブルを未然に防ぐこと」といえます。少し強引な分け方なのですが、まず初めに、こう考えるとイメージしやすくなります。

ライスタ博士「土地・建物は、他の資産と比べて一般的にかなり高額じゃ。そのため、誰が所有しているのかといった権利関係を、「登記」という制度を通して、法的に国が守ってくれておる。トラブルなく申請を行うには、登記制度・法律に関する専門知識が必要で、その登記の代理申請を行っているのが司法書士じゃ。」

司法書士の仕事は広がっている?

従来より、司法書士は、この「不動産登記の申請業務」の他、「商業登記(会社の情報を記録すること)の申請業務」や「裁判所への書類作成業務」を中心に行ってきました。

しかし、近年、司法書士の業務は広がりをみせています。まず、2003年の司法書士法改正により、司法書士に「簡易裁判所における訴訟代理権」が与えられました。
また、進む高齢化社会を背景に、判断能力が不十分な高齢者の財産管理などを行う「成年後見人業務」や「遺言書の作成、相続に関する相談業務不動産登記業務」など、司法書士の業務は拡大しています。
司法書士は「街の法律家」とよく言われるように、市民の頼れる身近な法律家として、さまざまな分野で活躍しています。

※簡易裁判所とは?・・・軽微な民事事件および刑事事件を扱う裁判所。司法書士に与えられる訴訟代理権は、そのうち、140万円以下の民事訴訟案件です。

ライスタ博士「簡易裁判所で、弁護士と同じ訴訟業務ができるようになったことで、弁護士業務と重なる部分が、より増えたんじゃ。」

司法書士の主な7つの仕事

登記業務・・・不動産・商業の登記申請業務。従来より一般的な事務所では、不動産登記業務の割合が高いです。ただし、特に近年は、他の分野に力を入れている事務所が多数あります。

供託業務…例えば、家賃を払いたいのに受領してもらえない場合、供託所(法務局など)に預けることによって、払ったのと同じ法的効果が得られるのが「供託制度」です。その手続きを司法書士が行います。

裁判業務…簡易裁判所での弁護活動や、裁判所に提出する書類作成業務です。簡易裁判所において弁護活動を行うには、司法書士試験に合格した後に「特別研修」を修了し、「簡裁訴訟代理等能力認定考査」を受けて、認定を受ける必要があります。

成年後見業務…例えば、認知症となり本人が自ら財産を管理したり、契約を行ったりするのが難しい場合、成年後見人が代わって財産管理、契約を行います。この成年後見人に司法書士が選任されるケースが増加しています。超高齢化社会で、ますます需要が増加しています。

遺言・相続業務・・・相続に関して、専門知識をもった司法書士が、相続人をサポートします。

企業法務・・・登記の手続だけでなく、法務アドバイザーとなって経営者をサポートします。

渉外業務・・・外国人、海外企業や海外に進出する企業に法的な助言を行います。

まなぶ「へえ、司法書士の仕事って、たくさんあるんだなあ。」

ライスタ博士「実際には、働き方や各事務所の方針で、扱う業務の割合は異なる。当然、事務所によってはあまり扱ってない業務もあるのじゃ。独立開業するなら、(1)どの分野に力をいれたいか、(2)どこに需要があるか、(3)競合はどういう状況か、の3点から選択していくとよいのじゃ。」

まなぶ「なるほど!ライスタ博士の話は、すごく勉強になるなあ・・・。」

さらに詳しく「LEC司法書士情報サイト」をみる≫

2.司法書士の3つの働き方とは?

ライスタ博士「次は司法書士の具体的な働き方について、よりイメージできるようにみていこうかのう。」

まなぶ「うん。やっぱり僕だったら事務所を設立したいなあ。名前は『まなぶ司法書士事務所』!自分の名前が入るなんてカッコよすぎる!!あこがれるなあ。」

ライスタ博士「そうじゃな。自宅兼事務所で独立開業して、家事・育児との両立をうまくしている方もいるようじゃ。働き方としては、次の3つがあるんじゃ。」


(1)独立開業

司法書士は「登記の専門家」という強みをもった資格。不動産・商業登記申請の記入方法・提出する書類については、受験勉強で学び、実際の筆記試験でも出題されます。勉強・試験が実務に直結していることが特徴的です。
そのため、独立開業がしやすい資格といえます。研修、3か月程度の配属修習をおえて、そのまま独立開業される方もいます。

資金面においても、独立開業のハードルは低めです。電話、パソコン、コピー機、FAXなど最低限のものがあれば、自宅兼事務所といった開業の仕方も可能です。他の飲食店での起業などと比較しても、資金面でのリスクはかなり低いといえるでしょう。独立開業すれば、定年はありませんので、生涯現役として働くことも可能です。

(2)司法書士事務所勤務

合格後は、実務経験や営業のコツをつかむため、個人の司法書士事務所に勤務し、一定の期間を経験した後に、独立開業する方が多いようです。
もちろん、大規模な司法書士事務所法人や法律事務所法人で、勤務司法書士として長く働いている方もいます。

(3)企業内司法書士

例えば、不動産会社における不動産契約関連の仕事や、企業の法務部の契約関連の仕事などでも、司法書士の法律知識が大変役にたちます。なお、特に学生のうちに司法書士の資格取得ができたのであれば、大きな差別化につながります。特に関連性が強い会社であればあるほど、就職活動はとても有利に働くことが見込めます。


★仕事の魅力アンケート ~司法書士受験生・合格者の声~

ライスタ博士「司法書士受験生・合格者アンケートによると、司法書士の仕事面での魅力は、やはり専門性が高く、責任のある仕事ができる点という声が多いようじゃ。」

まなぶ「へえ。法律家だもんね。僕も専門性の高い仕事をこれからやっていきたいなあ。。。」

司法書士の仕事の魅力アンケート

活躍する司法書士実務家の記事をよむ(LEC司法書士情報サイト)≫

3.独立開業司法書士の魅力

まなぶ「やっぱり、僕もいずれは、独立開業したいなあ。ずっとこのまま、会社にしばられたくないし・・・。」

ライスタ博士「ふむ。皆が一度は憧れるんじゃないかのう。独立開業を目指して、司法書士合格を目指す受験生は多いんじゃ。」

まなぶ「へぇ、やっぱりそうなんだ。」


司法書士の一番の魅力は、やっぱり独立開業?

勉強・試験が実務に直結していて、比較的に独立開業がしやすい司法書士。司法書士として独立開業をすれば、比較的自分のペースで仕事ができる、というのは大きなメリットの1つです。
サラリーマンのように「仕事が忙しくない時期だけど、定時まではいないといけないなあ・・・。」ということはありません。仕事の少ない時には、その時間をプライベートの時間にあてることもできます。
ただ当然ですが、逆に仕事の忙しい時には、仕事に集中する必要があります。「メリハリをつけて仕事をしたい!」「自分で全部決めたい!」という方には、独立開業が向いています。

また、結婚を機に専業主婦になった方が、子育てがひと段落し、自宅兼事務所で独立開業するというケースや、定年を考えて、第2の人生として早期退職して、司法書士事務所の開業を目指すケースもあります。

独立開業すれば、生涯現役として働くことも可能です。「人生100年時代」と言われる今、「定年退職後の収入が不安・・・。」「もっと社会と関わっていたい。」「長く生きがいをもちたい。」と多くの方が感じているのではないでしょうか。

独立開業しやすいことは、司法書士の大きな魅力といってよいでしょう。


★ライフスタイルアンケート ~司法書士受験生・合格者の声~

ライスタ博士「司法書士のライフスタイル面での魅力についても、司法書士受験生・合格者に聞いておるぞ。やはり、独立開業ができる、が約8割もいてトップじゃった。生涯現役で働けるというのも約6割という結果じゃったぞ。」

司法書士の魅力アンケート(ライフスタイル)

ライスタ博士「LECのホームページに掲載されている、司法書士の先生たちの話を読めば、より具体的に司法書士の仕事をイメージできるようになるぞ。」

まなぶ「そっか。司法書士は先生と呼ばれるのか。カッコイイなあ。さっそく、みてみようっと!」

活躍する司法書士実務家の記事をよむ(LEC司法書士情報サイト)≫

4.司法書士に向いている人はどんな人?

まなぶ「ライスタ博士!司法書士に興味がでてきたんだけど、向いている人っているのかな。」

ライスタ博士「そうじゃな。まず、司法書士に向いている人はコツコツ型の人かのう。コツコツとまじめに、正確に丁寧な仕事ができる人じゃ。正確な書類を書かなければいけない仕事が多いからのう。また合格したあとも、コツコツと勉強する熱心さが必要な仕事じゃ。」

まなぶ「そうかあ。僕はけっこう適性がある気がする・・・。実は勉強好きだし。他には?」

ライスタ博士「あとは、やはり人のために仕事がしたい、困っている人を助けたい・・・何よりもその想いが大事かのう。仕事は熱意じゃ!」

まなぶ「うん。僕もそういう仕事が絶対したい!!」


自分に向いている?司法書士に向いている人とは?

仕事にはやはり向き不向きがありますよね。司法書士はどんな方が向いているのでしょうか?

几帳面な性格の方
司法書士の主な業務は、「書士」という名前のとおり、法律上の書類を作成することです。高額な財産を扱う不動産登記の申請は、間違うことができない重要な仕事です。ですから、司法書士には、細かく几帳面な方が向いているといえます。身近なわかりやすい例で言えば、整理整頓が好きで、机の上が常にきれいな人などは、向いているのではないでしょうか。

コツコツと努力できる方
司法書士は法律の専門家です。法律は改正されていきますし、実務では、権利関係が複雑な案件も扱います。そのため、試験合格後にも勉強が必要です。勉強熱心で、コツコツと努力することができる人、向上心のある方が向いているといえるでしょう。

温厚で争いごとは苦手な方
登記業務などトラブルを未然に防ぐという業務が多い側面を考えると、「法律の仕事には興味あるけれど、争いごとは苦手だな…。」という方は、弁護士よりも司法書士が向いているでしょう。

人の役に立ちたい方
街の法律家として、各種困っている方の相談を受けて、感謝してもらえる仕事なので、「人の役に立ちたい!」「喜んでもらえるとうれしい!」という、ホスピタリティにあふれた方にも向いている仕事といえます。


★向いている人アンケート ~司法書士受験生・合格者の声~

ライスタ博士「アンケートでも「几帳面」「コツコツ」「努力」「向上心」「真面目」といった言葉が目立つのう。仕事に向き不向きは、もちろんある。じゃが、一番重要なのは「街のみんなに頼りにされる法律家の司法書士になりたい!」という熱い気持ちじゃ。」

Q司法書士に向いている人はどんな人だと思いますか?(フリー記載)
「几帳面でコツコツと仕事ができる人」「論理的に考えられ、責任感がある人」「目標に向けて行動できる人」 😮 「努力を継続できる人」「責任感の強い人」「人の役に立ちたいと思える人」「向上心のある人」「真面目で信用されるひと」など。※多数いただいたコメントから一部抜粋。(2018年3-4月LEC東京リーガルマインド調べ(回答者:司法書士受験生・合格者※ ※自己申告による)

活躍する司法書士実務家の記事をよむ「LEC司法書士情報サイト」へ≫

5.やっぱり気になる…、司法書士の年収は?

まなぶ「・・・で、気になる司法書士の年収ってどのくらいなのかな?」

ライスタ博士「ふぉふぉふぉ。ストレートにきたのう。ただ、それは誰しも気になるところじゃ。仕事は、「やりがい」と「収入」の両面をおさえておくべきで、重要なことじゃ。」

司法書士の年収は厳しい?それとも高収入?

司法書士の所得金額合計データ
司法書士白書(2015年版)にある「平成23年度司法書士全国調査」の記載をみると、所得金額合計が1,000万円を超える司法書士は、全体(男女合計)では16.0%、500万円以上が41.1%というのがわかります。このデータを逆に低いほうからみると、全体の27.3%が199万円以下です。この数値は、司法書士としての経験年数や働き方による影響があることが推測されますが、高収入の司法書士が確実にいる一方で、そうでない司法書士がいるのも確かです。

勤務司法書士の場合
先に記載している個人の司法書士事務所での勤務となると、収入的にはあまり期待できないことが多いようです。求人情報をみると、20万円前半の掲載もあります。この場合、独立開業までの実務を勉強する期間ととらえた方がよいかもしれません。なお、やはり大手法人の事務所勤務となると、収入は高くなる傾向があります。また企業内司法書士は、企業によるので一概にはいえませんが、個人の司法書士事務所勤務に比べると、高収入になることが多いようです。

独立開業司法書士の場合
なお、独立開業司法書士については、やはり特に1年目は、名前、事務所を知ってもらう期間として割り切った方がよいでしょう。現在活躍されている方も、司法書士事務所開業後、さまざまな無料の活動をとおし、徐々に地域の方の信頼を得て、ある時から収入につながる仕事が人づてに増えていく・・・というケースが多いようです。

司法書士の仕事は幅広く、やりたい仕事によって営業のやり方は異なるものの、いかに周りからの信頼を得るか、は共通したポイントでしょう。どの起業についてもいえることですが、いきなり仕事をもらおうとするのではなく、まずはどうすれば顧客からの信頼を得ることができるのかを考え、行動し、段階を踏んでいくのがセオリーといえます。

まなぶ「なるほど。やっぱり資格をとれば即高収入!ってことはないんだね。。。」

ライスタ博士「もちろんじゃ。独立開業してすぐに仕事があるとは思わない方がよい。特に1年目は、名前、事務所を知ってもらう期間と考えておくべきじゃ。」

まなぶ「うん。」

ライスタ博士「仕事はとにかく熱意と信頼じゃ。まず事務所の地域の皆さまに知ってもらい、信頼を得ることじゃ。そのために、地域の集まりには顔を出して名刺を交換したり、地域活動を一緒に行ったり、無料相談を実施したり、自らを知ってもらうためにブログをはじめたり、できることはたくさんあるじゃろ。そうしているうちに、後から仕事はついてくるものではないかのう。」

まなぶ「うん!大変そうだけど、自分で全てやるって、やりがいがめちゃくちゃありそう!なんだか開業イメージがわいてきたぞ!」

★年収・所得アンケート ~司法書士受験生・合格者の声~

ライスタ博士「アンケートの結果をみると、目指したい年収は500万円~650万円が20%と最多じゃ。800万円以上~1000万円までが16%、1000万円以上~1500万円までが10%と続いておるな。」

まなぶ「へえ。独立開業は頑張り次第だね!僕も目標立てて頑張ってみたいなあ!!」

司法書士の年収アンケート1

司法書士の年収アンケート2

(2018年3-4月LEC東京リーガルマインド調べ(回答者:司法書士受験生・合格者※ ※自己申告による)

活躍する司法書士実務家の記事をよむ(LEC司法書士情報サイト)≫

6.司法書士の資格取得自体のメリットって

まなぶ「資格は司法書士の業務をするのに必要だけど、それ以外に何かメリットはあるかな?」

ライスタ博士「ふむ。もちろんあるぞ。一緒にみていこうかのう。」


司法書士の資格取得で得られるものとは?

社会的な信頼
難関の国家資格取得者で、長い歴史をもち、「先生」と呼ばれ信用される、街の法律家の司法書士。社会的な信頼は高いといえるでしょう。司法書士になったといえば、身近な人からも困った時に頼りにされるはずです。

まなぶ「社会的信頼かあ。確かに、僕、司法書士の先生と聞くと少し緊張するかも…。」

ライスタ博士「ふぉふぉふぉ。成年後見業務が司法書士業務の一部として広がっているのもこうした背景があるのじゃ。」

法律知識・実務知識・リーガルマインド
司法書士試験はかなりの難関です。その勉強で身につく、民法を始めとした法律知識は、自分や家族・友人の身を守ります。また、勉強をしていく中で、不動産登記申請などの実務に直結する知識が身につきます。
さらに、リーガルマインド(法的な考え方・判断力)が身につくので、ビジネスにおける問題解決・交渉・説得などの場面での活用も見込めます。

自信・忍耐力・精神力
「超難関資格に合格した!」という自信や、長時間の勉強を通して得た忍耐力・精神力といったメンタル面は、勉強前の自分と比較して大幅にアップしていることを実感できるはずです。メンタル面での成長は、以降の人生において大きく影響してくるでしょう。

まなぶ「試験勉強=スキルアップなんだね!なんだかやる気になってきたぞ!!」


★仕事以外の魅力アンケート ~司法書士受験生・合格者の声~

ライスタ博士「アンケートでは、社会的な信頼が得られるというのが一番で、63%じゃった。難関国家資格に共通して、これはやはり大きいということじゃな。」

まなぶ「うん。自信がつくというのをあげている人も、38%と結構いるんだね。」

司法書士の魅力アンケート(仕事以外)

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7.司法書士の将来性

まなぶ「司法書士って将来性はあるのかな?今後はどうなっていくのかな?」

ライスタ博士「そうじゃな。はじめに説明したとおり、司法書士の仕事は、時代の流れにそって変化し、業務拡大してきたじゃろ。今後も時代の求めるものに対応して、さらに各方面に業務が広がっていくんじゃでないかのう。」


司法書士の未来は明るいのか?

司法書士業務の拡大可能性
日本では、超高齢化社会が進んでいます。その中で、成年後見人業務、遺言書作成などの相続関連業務を中心に、司法書士の業務・範囲は拡大してきました。また、他の関連する資格を取得し、ダブル・トリプルライセンスとなれば、業務の範囲は大きく拡大します。さらに、外国語や外国の法律に詳しくなれば、他の事務所との差別化につながります。そうなれば、外国人・外国法人の登記申請代理業務などでも、業務範囲の拡大は期待できるでしょう。

まなぶ「ダブルライセンスによる業務の拡大かあ。なるほど・・・。」

人工知能(AI)による司法書士業務の変化
今後は、人工知能(AI)の進化によって、司法書士を含めたさまざまな職業において、仕事内容・働き方が大きく変化していく、といわれています。そういった背景の中、司法書士の業務のうちの単純な業務は自動化されて大幅に削減が可能となり、専門性の高いコンサルティング、コミュニケーション、ホスピタリティなどの「人」の部分の重要性が、より増していくものと考えられます。
この世の中に、変化しないものは存在しません。いつの時代にも、全ての仕事に関してもいえることですが、この変化をチャンスととらえ、新しいことに取り組み、変化に対応していくことが、今後の司法書士にさらに求められていくのではないでしょうか。

まなぶ「なるほど!時代の流れにそってやり方を変える、新しいことにチャレンジ、がポイントだね!」

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まとめ

さて、ここまででひととおり、司法書士の「仕事」「働き方」「魅力」「向いている人」「年収」「資格取得のメリット」「将来性」について一緒にみてきました。司法書士についてイメージがつかめてきたでしょうか。
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多数のウェブサイト・記事のある中、最後までお読みいただきありがとうございました。

ライスタ博士「少しでも興味をもったら、今すぐ次の行動をしてみることじゃ。熱い想いは冷めやすいからのう。」

まなぶ「よっしゃ!僕も、まずは資料請求をしてみよう!!」

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<登場人物>

ライスタ博士ライスタ博士:資格取得に悩める人たちを救うべく、各種相談を受け、日々資格情報を提供している資格博士。質問者がため口になってしまうほど親しみやすい。

まなぶまなぶくん:32歳営業マン。なんとなく入った会社でこれといった目標もなく、なんとなく今まできてしまった。このままではまずいと思い、武器になる資格をとって、将来は独立開業したいと漠然と考えている。


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