社会保険労務士(社労士)の仕事とは?~今、大注目の働き方改革が追い風に!?~

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社労士の仕事イメージ


企業に勤めて15年!後輩を指導することも多くなってきた37歳サラリーマンの大樹。
今回は『社会保険労務士(社労士)の仕事』について、とっても賢く資格を知り尽くしたふくろうの「ふくちゃん」が教えてくれます。


大樹(大樹)「最近、僕も会社で中堅どころになってきて、若手社員の管理も任されるようになったんだ。指導する側として、自信もつけたいし、何か役立つ資格をとりたいと思ってるんだけど・・・。」

(ふくちゃん)「そういうことなら『社会保険労務士』が今の大樹にぴったり!人を管理する立場の人にも、おすすめの資格だよ。よく「社労士」とも呼ばれるね。」

大樹「社労士か~聞いたことあるけど、難しそう。最近、仕事も結構忙しいんだけど、今から頑張れば取れる資格かな?」

「社労士資格は、社会人になってから目指す人がほとんどなんだよ。それに、合格者も30代~40代が多いから、大樹と同年代!頑張れば合格も夢じゃない!」


目次

 1.人事・労務&年金のプロ!社会保険労務士(社労士)の仕事とは?

「社労士のメインの仕事は、企業の『人事・労務』を代行することだよ。なんとなくは、イメージできるかな?」

大樹「人事は大体わかるけど・・・労務は何をするのか、あんまりわからないかも。」

「労務は労働に関する事務ってこと。例えば、給与計算や社会保険の手続きとかの事だね。」

大樹「なるほど~!いつも当たり前に給料がもらえているのは、こういう処理をしてくれているからだね!」


【企業に欠かせない存在!社会保険労務士(社労士)の代表的な仕事とは?】

社労士のメインの仕事は、企業において最も重要な「人」に関わる部分=人事労務管理を代行することです。
会社において「人」が働いている以上、労働条件の設定や給与管理などの就業規則の制定は、必ず発生する業務です。これらの人事労務関連の業務を、会社や事業所内で行っているのが「勤務社労士(企業内社労士)」であり、社内にこのような業務を担う人材がいない場合に委託される、外部の専門家が「開業社労士」です。社労士としての働き方は違っても、人事労務に関するメインの仕事内容は共通しています。

また社労士は、事務的な作業だけではなく、コンサルティング業務も仕事のひとつなので、経営者と労働者の間に立ち、仕事における様々な問題を解決したり、トラブルを未然に防ぐという重要な役割も担っています。

ほかにも、超高齢化社会となり、どんどん複雑化している「年金」についても、相談にのったり書類を作成するなど、プロとして仕事をしています。

代表的な業務

【人事・労務】
・採用や人事研修
・人員配置や評価制度の作成
・就業規則の作成
・助成金の申請
・源泉徴収の計算や年末調整
・社会保険料や年金の計算 など

※助成金とは・・・企業が障害者・高年齢者などの雇用や新制度を導入した場合に、国から給付される資金。補助金と違い返済義務はありません。

【年金問題】
・老齢や障害、遺族に関する年金の受給資格等の説明
・年金の請求に関する書類の作成代行
・厚生年金、国民年金に関する相談 など


大樹「社労士の仕事って色々あるんだね~。特に年金のことってほんとに複雑でよくわからないから、社労士みたいな専門家が必要だよね。」

「大樹みたいに不安な人のために、社労士が年金セミナーを開いて説明したり、駅のそばなどに無料の年金相談コーナーを設置したりしているよ。街角の年金相談コーナーは、今や全国41都道府県、80ヵ所もあるんだよ~。」


【特定社会保険労務士(特定社労士)って?社労士との違いとは?】

2007年から、社労士界に「特定社会保険労務士(特定社労士)」が誕生しました。特定社労士になると、ADR(裁判外紛争解決手続)代理業務が認められる、という点が社労士との大きな違いです。

近年、労働者と経営者の間で、パワハラや残業代未払いなどの労働問題でもめるケースが増えています。厚生労働省の発表によると、寄せられる労働相談の数は10年連続100万件を超えており、内容は「いじめ・嫌がらせ」が6年連続トップとなっています。

このような労働問題が発生した際、最悪の場合は裁判にまで発展することもあります。しかし、裁判は時間もお金もかかり労力が必要な上に、思ったとおりの結果が出る保証もありません。
そんな時、「あっせん」や「調停」という手続きにより、裁判によらず当事者同士の話し合いによって解決に導くのが、ADR(裁判外紛争解決手続)であり、特定社労士がその代理人をつとめることができます。

特定社労士になるには、社会保険労務士登録者が特別研修を修了し、紛争解決手続代理業務試験に合格する必要がありますが、「特定社労士」になると仕事の幅が広がり、直接困っている人の役に立てるので、大きなやりがいがあります。
また、特に将来的に開業を目指す場合は、労働問題の更なるスペシャリストという肩書きにもなり、営業にもプラスに働くため、特定社労士へのステップアップを考えてみるといいかもしれませんね。


大樹「社会人に出ても、いじめや嫌がらせで困っている人が沢山いるなんて・・・。でも社労士になると、そんな人たちを助ける仕事ができるってことだね!」

「うん。やりがいのある仕事だよね!全国に設置されている総合労働相談所では、労働者だけでなく、同じように悩んだり困っている経営者の相談にものっているんだよ。」


社労士の仕事をもっと詳しく見る(LECサイト)へ>>

2.開業OR勤務社労士?社会保険労務士(社労士)の活躍の場とは?

【社労士登録に4種類あるってほんと?】

社労士になるには、試験合格後に、全国社会保険労務士連合会の名簿に登録し、かつ全国47都道府県にある、社労士会に入会する必要があります。
名簿の登録方法は4種類もあり、自分で選ぶことができます。この登録方法を選べるという点は、他の士業との大きな違いです。

(1)開業社会保険労務士・・・個人で事務所を開き、社労士としての業務を行う。

(2)社会保険労務士法人の社員・・社労士業務を行う目的で、社労士によって設立された法人で、社員として働く。開業社労士と同じような位置づけ。

(3)勤務社会保険労務士(企業内社労士)・・社労士事務所で働く、もしくは一般企業で働く社労士。社労士事務所勤務の場合は、開業社労士と同じような業務を行うが、企業内社労士の場合は、勤務している事業所の従業員の各種手続きを行ったり、人事・総務部門などを担っており、個人のお客様や企業外の手続きなどはできない。

(4)その他登録・・・(1)~(3)のどれにも該当しない場合。社労士の業務を「社労士」として行うことができないため、だれでもできる相談業務を請け負う際にも、「社労士」と名乗って業務を行うことはできない。


大樹「社労士登録の種類が選べるなんてびっくり!でも、『その他登録』ってちょっと謎かも・・・。」

「その他登録では、社会保険の手続きとか労働コンサルタント業務とか『社労士』としての仕事ができないからね~。でも、社労士会の研修や行事に参加できるから、他の社労士と交流もできて人脈も広がるし、勉強にもなるよ。登録料も通常より安いしね!」

大樹「へ~!それに、学んだ知識は無駄にはならないよね!でもやっぱり目指すからには、仕事に生かしたいな。」

「そうだね!開業社労士と勤務社労士では、働き方もだいぶ違うし、それぞれのメリット・デメリットを知ることが必要だよ。」


【開業社労士のメリットと成功するポイントとは?】

開業社労士の大きなメリットは、自分の得意分野で知識を生かして仕事ができることです。また、仕事のペース配分・やり方も自分で決められるため、普通の会社員よりも自由な働き方ができます。
その反面、開業できたとしても、誰もが成功するとは限りません。
では、継続的に仕事を依頼されるようになるためには、どうしたらいいのでしょうか。

(1)業務にプラスして何ができるかが重要!

開業社労士は、主に企業との顧問契約を中心の業務としています。
企業から請負った業務をきっちりやる事は当然ですが、それにプラスして、企業経営者の相談に乗ったり、何ができるかを考え、こちらから提案したりすることが重要です。

例えば、残業代のことで従業員ともめている、労働条件の変更に応じてくれない・・・など企業に起こりえる様々な問題について、話を聞いて解決に導くだけでなく、今後このようなトラブルを未然に防ぐ為にはどうすればいいかなどを提案します。
経営者のよきパートナーになることで、今後も継続して仕事を依頼してもらえるようになります。

(2)給与計算も自らやる!

給与計算業務は細かい計算も多く、間違いが許されない割には、報酬が比較的低いということもあり、社労士によってはこれらの業務を請負わない人もいます。
しかし、給与計算は毎月必ず発生する業務のため、担当することで自然と企業とのやり取りも増え、次第に大きな信頼関係が築けます。
また、年末調整などの業務においては、毎月給与を担当しているからこそ、時期の見通しが立つなどのメリットがあります。

(3)自分の強みをアピール&継続的に情報発信

開業社労士は、平成30年9月末時点で全国に24,000人近くもおり、東京だけでも4,000人以上います。
このように数ある社労士の中から選んでもらうためには、「女性ならではのきめ細かいサービスができる!」「企業の人事部で働いていたから企業内のことがよくわかる!」など、自分ならではの強み・得意分野をアピールすることが重要です。

また、最近増えている「助成金申請に強い!」など、特にどの分野に特化しているのかを前面的に押し出し、ピンポイントで見つけてもらえるようにすることも大切です。
集客が最重要なので、インターネット上の営業では、見やすいホームページを作るだけでなく、ブログやメールを活用し、継続的に情報を届けることも大切です。そういった地道な努力を続けることで、誰かの目に留まって仕事に繋がったり、リピーターになったり、仕事を紹介してもらうことにもつながります。

また、社労士会の行事に積極的に参加し、人脈を広げることも仕事の紹介に繋がることがあります。仕事を依頼されるきっかけ作りも、とても重要ですね。(※社労士の数については、東京都社労士会ホームページより引用)

【社労士+キャリコンがおすすめ!勤務社労士のメリットとは?】

企業で社労士登録をして勤務する「勤務社労士」は、主に人事総務部門で活躍しています。普通の会社員と同じような働き方になるので、開業社労士に比べると、時間や仕事内容においての自由度は低くなります。
しかし逆に、収入の浮き沈みがなく、福利厚生があるなど、メリットは多々あります。また、資格手当てがつく場合や、社労士会に毎年払う登録料を会社が払ってくれる場合もあります。
勤務社労士はその企業の一員ですから、外部の社労士よりも社内のことをよく理解しているので、様々なトラブルをすばやく解決できたり、トラブルを未然に防げるなど、仕事の面においてもメリットは大きいです。

今、最も企業に必要とされているのは「キャリコン(キャリアコンサルタント)+社労士」両方の資格を持っている人材です。
キャリアコンサルタントは、人のキャリアに関する相談に乗るのがメイン業務ですが、その際に、人事・労務や社会保障に関することにも相談が及ぶ場合があります。
そのため、人事労務を専門としている「社労士」の知識があることで、更にスムーズでわかりやすい相談業務が行えるようになります。
これから勤務社労士として活躍したい場合は、社労士資格にプラスして、キャリアコンサルタント資格を得ると、さらに就職・転職にもプラスとなるでしょう。

たとえ「勤務社労士」登録をしない場合でも、年を重ねてきて会社内である程度の役職についたときや、人をマネジメントする側の人間になったときに、人事労務の知識・考え方を知っているか否かは大きな違いです。

社労士実務家インタビュー(LECサイト)を見てみる>>

3.社労士の将来性は!?働き方改革が注目される今こそなるべき?

大樹「最近は、AI(人口知能)の進歩で人間は仕事を奪われるってよく聞くよね。2030年頃には社労士業務の79%が自動化される、なんて記事も見てびっくりしてさ・・・社労士になれたとしてもその先が不安だよ~。」

「数字だけ聞くと衝撃だよね(笑)。確かに、単純作業はどんどん減っていくだろうけど、社労士のコンサルティング業務は、人と人の関わり合いの中で生まれる信頼関係がないとつとまらないよ。それに、社労士は相談にのったりアドバイスをしたりする機会も多いから、人の気持ちに寄り添える『人間』にしかできないよ!」

大樹「そっか~じゃあ、頑張って資格をとる価値ありってことだね!それに、どんな社労士を目指せばいいかがなんとなくわかった気がする。人間じゃないとできない部分を磨かなきゃ!」

「その調子~!それに社労士は、今後さらに需要が高まるって言われているんだよ。高齢化はさらに進んでいくし、働く女性も増えるし・・・これからの社会には、社労士のような専門家が必要なんだ。」


【社会の追い風が吹いている!需要が高まる社労士】

超高齢化社会

今後、さらに世の中の高齢化は進んで行くことが予想され、高齢化の進行により、今以上に大きな問題となるのは「年金」についてです。
自分の将来もらう年金は、自分で積み立てている訳ではありません。今の高齢者の年金は、今の働く世代が払っている、という仕組みとなっています。
つまり、このまま働く世代が減り、高齢者が増え続ければ、需要と供給のバランスが崩れてしまい、将来年金がもらえる保証もありません。
そういう状況を打破するための策を練るためにも、社労士のような「年金の専門家」のニーズが高まることは間違いありません。

働き方改革(20194月より順次導入)

「働き方改革」法が2018年6月に成立したため、2019年4月以降、企業において「働き方改革」を推進していかなければなりません。
働き方改革とは、「少子高齢化による労働人口の減少」「育児・介護との両立など働く人のニーズの多様化」などの問題に直面している状況で、働く人それぞれが、自分に合った働き方が選べるようにしていこう、というものです。
社労士などの人事総務の専門知識がある人たちが、「働き方改革」推進の中心となる存在のため、今後もますます需要は高まると考えられます。

女性活躍推進法(20164月~)

まだまだ日本は、世界に比べ女性の管理職は少なく、女性が家庭に入ると職場に復帰できないような状況があるのは確かです。そんな状況を変えていくために成立したのが「女性活躍推進法」です。少子化により労働人口も減っていくため、女性にも頑張って働いてもらおう、という背景もあります。

この法律の施行後は、自社の女性の活躍状況(勤続年数や管理職の割合など)を把握し、女性を活躍させるためにどうするか、行動計画を立てて公表することが義務付けられました。(※300人以下の中小企業は努力義務です。)
社労士が専門家の立場で、企業における低い女性管理職率や、女性が仕事と家庭の両立がしやすい環境作りについて提案していくのも、今後重要な仕事のひとつとなります。

社労士の活躍場面(LECサイト)を見てみる>>

4.社会保険労務士(社労士)の魅力とやりがいとは?

【開業できるだけじゃない!?社労士の魅力とは?】

(1)「人」をサポートする仕事だからやりがいがある

社労士の仕事は、細かい事務作業もとても多いですが、企業の経営者や個人の相談に乗りアドバイスする、というのも重要な仕事のひとつです。それは、年金や社会保障のことなど、複雑な仕組みを理解している「社労士」だからこそ、できる仕事です。
また最近は、残業問題・パワハラ・社内いじめなど、企業における労働問題も増えています。社労士として、このように困っている人の相談に乗り、問題を改善・解決できるのは大きな喜びであり、その人のためになっている実感を得られるというのは、やはり大きなやりがいがあります。
誰もが快適に働けるように、あらゆる面からサポートしていける、というのが社労士の最も大きな魅力です。

(2)人生の選択肢が広がる!

社労士になると、独立開業して生涯働くことも可能ですし、勤務社労士として働く道もあります。
企業において「人」が働いている以上、人事・労務の業務は必ず発生します。そのためどの業界の企業においても、社労士資格を持っているということは、特に人事・総務部門への就職・転職活動において、有利に働きます。
また、社労士資格を取って、日本年金機構(年金事務所)で働くという道もありますが、採用の条件として社労士資格が必須ではないため、事前に資格を得ていれば大きなアピールポイントとなります。

ただし、社労士事務所や勤務社労士として働きたい場合は、実務経験がないと就職や待遇面は厳しい・・・ともいわれています。もし可能なら、今の会社で人事総務部門に配置換えして経験をつむという方法もありますし、実際の実務を学べる講座や勉強会に参加するというのもおススメです。

どんな働き方をするにせよ、コツコツと実務経験を積みながら、社労士としての人間力を高める努力が必要ですが、自分の努力次第で、長い人生におけるあらゆる選択肢が広がるということは、社労士資格の大きな魅力ではないでしょうか。

★社労士の実務経験について★
社労士登録するには「2年間の実務経験が必要」ですが、この要件を満たさない場合は、社労士会が実施する「事務指定講習」の講習・修了が必要です。この実務経験とは、「雇用保険・健康保険・厚生年金保険に関する事務」や「就業規則(変更)届に関する事務」など多数あります。
そのため、「自分は、人事・総務部門で働いていなかったから実務経験がない・・・」と思っている人でも、実務経験有と認められる場合もあるので、一度問合せしてみるといいかもしれませんね。


大樹「社労士の知識を今の会社で生かせればいいかなってなんとなく思ってたけど、一生この会社にいる保証もないし・・・色んな選択肢が広がるってのは嬉しいよね~!」

「うんうん、まだ人生の半分だもんね!実際の受験生や合格者にも、社労士の魅力について聞いてみたから、生の声を一緒に見ていこう~!」


★仕事の魅力アンケート~社労士受験生・合格者の声~

Q.社労士の仕事の魅力はなんですか?

社労士の仕事の魅力アンケート
※2018年3~4月 LEC東京リーガルマインド調べ(回答者:社労士受験生・合格者)

社労士は、「労働保険や社会保障の手続きに係る書類作成」など独占業務があるため、専門性がある」のが魅力という人が24%で最も多いという結果に!手元の資料によると、20代~70代までの幅広い世代に選ばれていました。
また、「仕事の幅が広がる」「スキルアップできる」という意見が、次に多い20%弱となりました。開業だけでなく、企業内でも知識を生かせる、社労士資格ならではの結果ではないでしょうか。

★ライフスタイルアンケート~社労士受験生・合格者の声~

Q.社労士のライフスタイルにおける魅力はなんですか?

社労士のライフスタイルの魅力アンケート
※2018年3~4月 LEC東京リーガルマインド調べ(回答者:社労士受験生・合格者)

「生涯現役で働ける」「独立開業ができる」という意見が圧倒的多数で、30%を上回りました。やはり、人生100年時代といわれる今、退職後を見据えて資格取得を目指す、という人が多いことがわかります。

社労士の活躍場面(LECサイト)を見てみる>>

5.実際どうなの?社会保険労務士(社労士)の年収は?

大樹「社労士に、かなり興味がわいてきたんだけど・・・実際のところ、稼げる資格なのかな?」

「開業社労士の中にはすごく稼いでいる人もいるけど、そうでない人もいるし・・・差はあるかな。社労士受験生・合格者にアンケートをとってみたら、会社で手当がついたり給料がアップするって人が28%いたよ。」


★年収・資格手当てアンケート~社労士受験生・合格者の声~

 社労士の年収アンケート1

社労士の年収アンケート2
※2018年3~4月 LEC東京リーガルマインド調べ(回答者:社労士受験生・合格者)

実際の受験生・合格者の理想年収は、500万~650万まで、650万~800万までという人がほぼ同数で、最も多い20%強となりました。また、その他・気にしないという方も22%に上りました。
手元の資料で「年収を気にしない」という方の目指す理由を見てみると、「自分への挑戦」「自分に自信を付けたい」「退職後に役立てるため」という人が多いようです。

【社労士の実際の年収は?】

社労士登録した人のうち、特に高額な年収を得る人の多くは「開業社労士」であり、稼いでいる人の中には、年収1千万円以上という人もいます。しかしながら、誰もが成功して高収入を得られるわけではありません。そのため、開業社労士の方が勤務社労士に比べて、年収の差が大きいのが事実です。
勤務社労士の場合は、年収400万~700万円くらいの人が多いようですが、会社が社労士会への登録料を負担してくれたり、資格手当がついたりする場合も多く、額面だけでは図れない部分もあります。

2017年の賃金構造基本統計調査によると、社労士の給与・賞与は下記の通りです。
働き方にもよりますが、年齢・性別に関わらず、経験を積むほど給与が上がっていくことがわかります。

◆社会保険労務士(男)/48.3歳/勤続年数7.7年 の場合
年収:486万3400円 [給与額:32万6100円 年間賞与・その他特別給与額:95万200円]

◆社会保険労務士(女)/42.9歳/勤続年数8.9年 の場合
年収:549万7千円 [給与額:36万7900円 年間賞与・その他特別給与額:108万2200円]

◆社会保険労務士(男女計)/44.9歳/勤続年数8.5年 の場合
年収:526万2100円 [給与額:35万2400円 年間賞与・その他特別給与額:103万3300円]


大樹「性別にかかわらず、正当に評価されて報酬がもらえるっていうのは、すごくいいところだね!」

「うん、こういうところも社労士資格が女性に人気がある理由の1つだよ!それに、社労士のメイン業務である人事労務部門は、どの会社も共通する部分が多いから、比較的外注しやすい分野なんだ。だから、子育てでフルタイムで働けない女性でも、仕事を請け負うことができるんだよ。」

大樹「なるほど~自分のペースで働けるのはうれしいよね。でも、そういう場合は収入は期待できなそう。。」

「そんなことないよ。こういう働き方の場合でも、国家資格を所有した専門職として扱われるし、だれでもできる仕事じゃないから、正当に評価されて、きちんとした金額を報酬を得ることができるんだよ。」

社労士の年収・仕事内容を見る(LECサイト)へ>>

6.社会保険労務士(社労士)にはどんな人が向いている?

大樹「社労士って、やっぱり割合的には地道な事務作業が多いイメージなんだけど・・・実際はどんな人が向いてるのかな?」

「給与とか社会保障とかお金に関わる部分も多いから、細かい処理をきちんと正確にこなせるってのは大前提だね。」

大樹「そうだよね!『間違えました~』じゃすまない事も多いもんね~。」

「それに、いろいろな人から相談を受けることも多いから、話をしっかり聞ける人が向いているよ。相談してくる人は、年齢も立場も様々だから、それぞれの気持ちに寄り添ってアドバイスできるっていうのは重要だね。」


向いている人アンケート~社労士受験生・合格者の声~

最も多かったのは、真面目・責任感が強い・根気強い・コツコツ仕事ができるなどといった意見で、全体の30%に上りました。実際の社労士の仕事は、お金の計算や書類の整理などの細かい業務も多く、正確さも求められるため、このようにコツコツ仕事をできる人が向いています。

・真面目で人当たりが良い人(会社員・50代男性)
・正確にコツコツ仕事が出来る人(会社員・30代女性)
・責任感の強い方(会社員・40代男性)

また、話を親身になって聞ける・相手の立場に立って考えられる、などのコミュニケーション力の高い人が向いている、という人が次に多い22%となりました。
企業経営者と従業員の、両方の立場に立って物事を考えられる、というのはとても重要な力ですね。

・人の話を聞ける、公平な判断ができる(会社員・40代女性)
・相手の身になって話を聞ける人(会社員・50代男性)
・その人の立場で依頼内容を考えることが出来る人(会社員・40代男性)

【社労士に向いている人とは?どんな力が必要?】

社労士の業務は、給与計算や複雑な年金に関わる事も多いため、「手間がかかるようなことを正確に、きちんとこなせる人」が最も向いています。

さらには、相談業務もメインの仕事なので、「人の話にじっくりと耳を傾け、親身になって的確なアドバイスができる」というのも、社労士に求められる重要な力です。

世の中の高齢化が進むにつれ、社労士として、年金問題について相談を受ける・アドバイスをするという機会は、今後ますます増えていくことが予想されます。
困ったときにわかりやすく説明してくれる、相談しやすい「社労士」が、今後より一層求められていくでしょう。
また、今後も変化していく「社会の制度」に対応していく必要があるため、社労士になった後も、いかに勉強を継続できるか、努力し続けられるかが、社労士として活躍できるか否かのポイントではないでしょうか。

活躍する社労士の現場(LECサイト)を見てみる>>

まとめ

社会保険労務士(社労士)の「仕事や将来性」「活躍の場」「魅力」「年収」「向いている人」などについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
超高齢化社会といわれる今、社労士という仕事は、あらゆる面で追い風が吹いており、今後もさらにニーズが高まっていくことは間違いありません。
ぜひ、人生の選択肢を広げる意味でも、「社会保険労務士(社労士)」を目指してみてはいかがでしょうか。


<登場人物ご案内>

ふくちゃん:とっても賢く、資格を知り尽くしている。博士っぽい見た目だが、中身は幼くかわいいキャラクターのため、ふくちゃんと呼ばれている。

大樹 大樹:企業に勤めて15年!後輩を指導することも多くなってきた37歳サラリーマン。働きながらでも目指せる資格をとりたいと思い始めたところ。

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