【医療事務】医療事務は、病院やクリニックなどの医療機関で受付や会計を行う仕事です。笑顔で親切に応対する接遇スキルや、医療費の計算では正確で迅速に処理できる能力が求められます。
医師や看護師になるのは難しいけれど、同じ医療の分野で人の役に立ちたいという夢をかなえられる、将来性と専門性を兼ね備えた、魅力ある専門職です。
ワークライフバランスに富んだ、とても自由度の高い職種で、未経験者であっても、年齢問わず誰にでもチャレンジでき、安定して長く働けることが、医療事務の最大の魅力です。
超高齢化社会を迎えた日本において、医療機関の数が増加しており、医療事務スタッフのニーズは、ますます高まっています。
【医療事務認定実務者(R)試験】
難易度
(非常に易しい)
試験は、毎月1回、在宅試験で実施されます。※
在宅試験のため、テキストや資料を見ながら解答することが可能です。
診療報酬に関する知識や診療報酬明細書の作成技能を客観的に判断する試験です。
※認定機関による会場受験実施あり。ただし原則、認定機関の講座受講生のみ対象。
「在宅試験であるがゆえに、必要な要件を引き出すことができる能力が試される試験なんだよ。」
受験資格
なし(どなたでも受験できます)
試験内容・形式
<試験場所>在宅受験
※ただし、日本国内のみとなります。
<試験内容>
学科問題:30問
実技問題:外来1症例
<出題形式>マークシート
<試験時間>90分
受験料・試験持込について
<受験料>5000円(一般受験、税込)
※認定機関による団体受験の受験料は、4500円(税込)となります。
<試験持込について>
参考資料、ノート等の参考資料、電卓
「在宅受験の場合、試験問題が前日に到着して、試験日の翌営業日が返送期限となっているので、およそ1.5日間かけて試験を受けることができるよ。だから、会場受験よりもかなり有利なんだ!」
◇試験対策について
医療事務に従事する時には、非常に多くの知識、および技能が求められます。
特に、実務的であり、点数改訂に左右されにくい普遍的な要素が、まずは重要と考えられます。
試験は、学科および実技の試験をとおして、接遇とマナー、医療機関における各種制度、医療事務業務の流れ、診療報酬に関する知識、および診療報酬明細書の作成技能を客観的に判断するものです。
医療事務認定実務者(R)試験 スケジュール
<試験実施団体>全国医療福祉教育協会
<受験申込期間>
試験実施月のおよそ1ヶ月前を締切日とするおよそ2ヶ月間
例)出願期間:4/1(月)~5/29(水)→試験日:6/23(日)
<試験日>毎月下旬の日曜日
<合格発表日>試験の翌月中旬頃
例)試験日:6/23(日)→7/16(火)
「毎月試験が実施されるから、思い立ったらいつでもすぐにチャレンジできるね!」
出題内容・合格基準
平成29年9月試験までの合格基準は、原則として、正答率6割以上を合格とされていました。
しかしながら、平成29年10月試験からは、「学科」と「実技」それぞれで、正答率60%以上が必要となっています。
そのため、どちらかだけに特化するのではなく、バランスの良い知識が求められます。
【出題内容】
<学科問題>
・接遇とマナーに関する知識
・医療機関における各種制度に関する知識
・医療事務業務に関する知識
・診療報酬請求に関する知識
<実技問題>
・レセプト作成
※平成28年4月1日現在の法改正に対応する試験(法改正前)は、2019年10月試験で終了いたします。
※2019年11月試験以降は、平成30年4月1日現在の法改正対応に対応する試験のみの実施となります。
※医療事務認定実務者試験は、2019年10月に予定されている増税に伴う診療報酬改定には対応致しません。
【合格基準】おおむね60%から80%
※平成29年10月試験から、原則として、学科、実技それぞれ正答率6割以上を合格としています。ただし、問題の難易度等により変動します。
医療事務認定実務者(R)試験の詳細をみる(全国医療福祉教育協会サイト)>>
※上記内容は、情報を保証するものではございません。日程が変更される場合もございますので、必ずご自身で各実施団体のホームページなどでご確認ください。
天狗先生:いつの間にか山奥からおりてきて、悩み多き社会人や受験生にいつも的確なアドバイスをくれる人。神秘的で気高く頼りになる見た目と、田舎の祖父を思い出す温かい印象から、みんなは彼を先生と呼んでいる。ちなみに、体が赤いのはお酒を呑んでいるのではなく、熱過ぎるハートのせいなんだとか。